面白かったヨ。
解散になった交響楽団。
再結成と言われ呼び出され、行ってみたらどっかの工場。
呼び出したハズの指揮者来てないし。
フルートの一人は素人らしいし。
疑問に思いながらも演奏初めてみるが、そこにいたおじさんにメタクソ言われる。
その人こそ指揮者だった。
その後も、メタクソ言われ続けるんですが、
案外面倒見も良く、こっそり色々指導してくれてたりすんですね。
ひとりひとりがよみがえっていくカンジ。
蘇らされた楽団員は、指揮者のすごさに傾倒していく。
そんな時、スポンサーがみんな降りてしまったという情報がはいり、
コンサートを開催する為のお金すらないのでは・・・という事態に。
「プロなんだから、報酬もらえないのにやるのはおかしい」という楽団員と
「報酬はお金だけじゃないだろう」という楽団員。
後ろ髪惹かれている楽団員の方が多かった。
一人でタクトを振る指揮者の元に、一人、また一人と集まってくる。
最後まで、抵抗していたコンマスだったけど、
尊敬してやまない父親と、指揮者が知り合いだった事、
そして、その父親が、尊敬し、信頼していた指揮者。
父親の奏でた最高の音を思い出せたコンマスは、工場跡にかけつける。
最後の一人として。
そして、最高のコンサートが始まる。
翌日、その再演を期待してやまない楽団員だったが、チケット完売のハズなのにお客はいない。
指揮者もきていない。
どうなっちゃうの?
そこに指揮者が、自らの入院中の奥さんを連れてやってきた。
奥さんだけに捧げるコンサート。曲はレクイエム。
工場跡を片づける指揮者。
振り返るとそこには楽団員が揃っていた。
お荷物感覚で思われていた楽団員が、蘇っていくトコが好き。
そこまで信頼できる人がいるって羨ましい。
そして、オーケストラのすばらしさ。
交響曲のすばらしさ。
大音量で聞きたくなるけど、ご近所迷惑、ですよね・・・・・・(>_<)
この楽団が、今後も活躍し続けていると信じて。
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