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  読んだり、観たり、遊んだり、働いたり。 基本的に休みの日はひきこもり(´・ω・`) ため込んだビデオと本を消化㊥(´_ゝ`)
                       
   
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1998年  ガイ・バート

ソフィー (創元推理文庫)
ソフィー (創元推理文庫)

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怖い・・・・・
かなり恐ろしい・・・
サスペンス?
途中オカルトかと思ったら、それは勘違いでした(/ω\)
 
 
ソフィーを捕らえ、監禁しているマシュー。
マシューの独白。
それを聞き、二人の会話があり、
また、マシューの独白。

幸せだった小さい頃の思い出をマシューが語っている所は、
弟の世話を焼く、ちょっと大人びた姉、
子供に興味を示さない親、
姉がいるから、弟がいるから、二人はさみしくない。
子供の憧れる秘密の隠れ家もある。
それなりに幸せそうな子供時代。親の事は、置いといて・・・

その合間に、ソフィーがマシューに質問する。

ほぼ、最後の方まで、
仲良かった二人が、ソフィーが寄宿学校に行く事になり、離れ離れになってから、
ソフィーの秘密を知ったマシューが、騙されていた事に気づき、
大きくなってから、ソフィーを拉致監禁し、復讐を企んでいる話だと
そう、思いながら読んでました・・・・・

それまでも、部分部分で、空恐ろしさを感じる所があったのですが、まぁ、なんというか、
その後、気づいちゃってからは、それまでの怖さなんかふっとびましたね。

気づく までには、もう一段回ありましてw
途中で、え?もしかして、SF?と思った時もあったんです。
超、短期間でしたけどwww

ソフィーが、いっぱい、いる?

そう感じた時に、実は、そう思いましたwww
単純だな、ワタシ(/ω\)
過去からソフィーを何度も呼び出して、やり直してるのかと思ったの(/ω\)
全然違ってました!!!!!

す、すぐ、間違いに気づいたもん!!!!!(←言い訳)

で、その間違いに気づいた頃には、エンディングに向かってたんですけど、
鳥肌が立ちました。

ソフィーは、寄宿学校にはいかず、
秘密の場所、お気に入りの場所を、それぞれ処分しつつ、
それをマシューに手伝わせ、
自分は納屋の家事で死んだとみせかけ、
ひいらぎの木を焼く事で、自宅を家事にし、母親を殺し、
採石場の奥に、秘密の日記を放り込みつつ、自分もそこで死ぬ。
採石場は、二人の秘密。誰も知らない。知られちゃいけない。
誰にも教えちゃいけないと、ソフィーがマシューに言っていた。マシューはそれを守っていた。

そして、拉致してたのは他人。
ソフィーに似た、他人。
次から次へと拉致し、ソフィーの代わりとして殺していた。
ソフィーを殺したかったけど、ソフィーはもう死んでしまっていたから。

ただ、最後がやっぱり理解できない。
煙に巻かれたまま。
マシューと、拉致されていた私は、丘の上に二人で行った。
マシューに頼まれ、私は採石場に行った。
マシューは私に鍵を渡した。正解の鍵を。
私は、何日か、その場所にいる。ずっといるのか、通っているのかわからない。
マシューはどうしたのか。私に何を頼んだのか。
私は何を頼まれたのか。何をしているのか。
私が、ソフィーと会話しているのは、私の想像上なのか、それとも・・・・・


やっぱり怖い・・・・・・
心理的に責められるのって、一番怖い気がする・・・・・・


さて、読み直すか(´_ゝ`)




おまけ。
この本が、文庫として再出版される際の、出版社の方の面白い話がありましたので、覚書www
↓  ↓  ↓
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20100305/1267749779


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