前々から気になってたこの本。
文庫化されたので、早速買ってみた。
読む前から、結構色んな人が、面白い面白いと言ってて更に気になるわけだ。
んで、読み始めたら、うん。面白い。
どうなっちゃうの?って気になって、ついついページを捲る手が止まらない。
眠いのにやめられない。
だから、かなり意志を固く持って「今日は、(今は)ここまで!」って決めないと、やめられないの。
ノラはなぜ殺されたのか?
誰に?
とにかく、出てくる秘密秘密秘密。
上巻終わる頃には、混乱してくる。
ノラを殺害した可能性のある人物が、複数匂わされ、
また、ノラのそして、ノラの家族の秘密が出てきて、真実がどこにあるのかが、渦の中に巻き込まれてしまって、さぐれば探る程、怪しいと思われる事が増えてくる。
だから、やめられない。
一気に最後まで読みたくなってしまう。
だって、気になるんだもん!
そして下巻に入ってからは、その謎が解明されたと思わせておいて、実は更に謎が深まっていく。
一瞬、ふふふ、思った通りだぜ と、読み手に思わせておいて、それをさらっと裏切る。
なんだとー!?
と読み進め、また、ほらほら、そうきたか、今度こそ、わかっちゃったぜ と思わせて、また裏切られる。
何が真実なのか、煙に巻かれたまま。
ノラが、〇〇〇〇ってのに、気づいた当たりで、なんとなく、方向は読めたんだけど、
犯人があの人物だったとは、そして、あれが、あーでそーでこーだったとは
そこまではたどり着けなかったよーぅ。
やられたやられた。うんうん。
なんといいますか、
ジェニーが不憫だなぁ と・・・
ジェニーのとーちゃんは、ホントに家族思いのイイとーちゃんだったんだなぁ と
ルーサーが、ああいう目にあっていなかったら、彼は、色々成功してたんじゃなかろうか とか
その他諸々に、思いを馳せてしまうわけなんでございますよ。
とにかくだ。
この事件は、ガロウッド巡査部長がいなかったら、とうていマーカスだけでは無理だっただろうと思うわけでございますよ。
マーカスとガロウッド巡査部長、これからも、イイ友だちでいてくれたらいいなぁと思いますのです。
エピローグの文。
うんうんと、大きく頷き、この本の登場人物たちのその後に思いを馳せて終了。
他のお気に入りの本の事も考えたケドwww
面白かったーよ。
なんで、翻訳が橘明美さんなんかなー と思ったら、アメリカが舞台だけど、フランス語で書かれた作品だったんすね。
スイスって公用言語イッパイあるのな。
スイス人て住んでるだけでトライリンガル以上なんか?
うらやますぃ・・・
あ、脱線したけど、橘さん、ルメートルとか、イイの翻訳してますね(*´▽`*)
もう、橘さんの名前だけで、買いそうだよ。
はずれない気がするwww
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