こういうの好きカモ。
登場人物が、かなり濃ゆいですけれどもw
それはそれで、誰が誰なのか、覚えやすいし。うん。
似たような登場人物だと、覚えられなくて混乱しちゃうからwww
亡くなった人気作家の一周忌。
読書会が開催される。
招待客は、作者のFAN。
作家本人が死ぬ前に、この読書会は企画され、招待客も選別されていた・・・・
招待客は、ワタシ(=作家)を殺した可能性のある人々。
殺されたとしたならば、犯人が誰なのか、解明したい。
それが作家の思い。
そこに集まったのは、作家のファン のハズだったが・・・・
出された紅茶には「ファントマ」が入れられていた。
解毒剤「アンチ・ファントマ」を飲まない限り3時間で死ぬ。
タイムリミットは3時間。
その間に、真犯人が自首するか、もしくは、周囲の人物が真犯人を見つけ出さない限り
アンチファントマは与えられない=死
自首を促すが、誰も自首しない。
そうこうしている間に、参加者の本当の姿が一人ずつ明らかにされていく。
「犯人かもしれない」と思わされる動機を持っている事が分かる。
招待客6人のうち、5人の正体(?)が明かされた時、
客の一人が倒れる。
ファントマが効いてきたのか!?
別の客の一人が現役NSだった事もあり、心肺蘇生を行うが、間に合わず・・・
そうこうしている間に、そのNSも、条件を同一にするため、あえて毒を飲んだ執事も、
更に他の客も、意識が朦朧としてくる。
時間もそろそろ3時間。
もうダメかと思ったその時、この物語の語り部でもある「ボク」が犯行を自供するのだった。
「未必の故意」による殺人。
過去に侵したその殺人を、暴露されるかもしれない。
それを阻止する為に侵した2度目の「未必の故意」による殺人だった。
犯人がわかった と 同時に、死んだハズの2人が生き返る。
死んだふりをしていただけ。
この読書会は、執事、役者、NSの3人が協力して犯人を突き止める為に行ったものだった。
こういう言い方をするのはアレなんですけれども、
ワクワクしながら先に進んでました。
この先、どうなるの?
登場人物がみんな怪しいのは分かった。で、それはどのような?
と。
で、語り部の僕の話がなかなか出てこない時点で、犯人は僕なんだろうな~と、予測が働くのですが、それがどうつながっていくのかを読み進めるのが楽しかった。
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