そんな訳で、読みました。速攻。
だって、気になるんだもん!
もうね。眠くて仕方ないのにね、続きが気になってね、寝られないの。
だから、全部読んだった!
そして、最後の最後、涙が止まらなくなって、寝る前だってのに(>_<)
翌朝目が腫れ上がってるの覚悟だったわさ。
そんな 傷だらけのカミーユ。
もう、最初の一行目から食いつく。引き込まれる。
ルメートルさんて、言葉の魔術師かなんかか?
それを翻訳して食いつかせる、橘さんもだが。
そして、「親友の葬儀の日で」って、どゆこと!?
チーム・カミーユに、また、何かがあったということか!?
誰の葬儀なのか、しばらくは、伏せられた、というか、しばらくは、アンヌの状況が続くので、誰かなのかは、置きざりにされる。
あまりにも、アンヌの状況がひどいことになっているので。
読んでいる方は、あっちもこっちも気になりながらも、今わかっている状況を追いかけるしかない。
その今わかっている状況だって、わかってないに等しい。
アンヌは襲われ、ひどい目にあっているのはわかるのだけれど、それを客観的に観て語っている人物は誰なのか?
犯人の一人であることは間違いないのだけれど、こいつ、誰?
そいつがわからない状況は後半まで続いていくのだ・・・・・
まぁ、ある程度の所で、シリーズ読んできた人々は、薄々気づくんでしょうけれど・・・
でも、なんというか、信じたくないといいますか・・・・
あれだけ、初期チーム・カミーユについて回想されると、誰でも「もしや・・・」と勘づくと思われる。
もちろん、ルメートルさん自身、そのつもりで書いてんだとも思うけど。
カミーユ・・・・
なぜに彼には、このような事態が何度も身近に起こるのか・・・
うん、それは、物語の主人公だからだよ。
わかってるけど、きっついよね(>_<)(>_<)(>_<)
そして、そんな初期のチーム・カミーユ。
ルイ
アルマン
マレヴィル
のうち、現在残っているのが ルイ だけ!という衝撃。
そう。
親友の葬儀とは アルマンの葬儀だったの(>_<)(>_<)(>_<)
マジですか(>_<)(>_<)(>_<)
途中にあるはずの中編が、まだ、日本では出ていないので、もしかすると、その中になにか表記があるのかもしれんけれどもさ、
もう、ビックリよ!
食道癌でなくなったなんて(>_<)(>_<)(>_<)
アルマン・・・・
イイヤツだったのに・・・・
吝嗇家だったけど、カミーユにとっては大切な友人だったよね(>_<)(>_<)(>_<)
過去のエピソードで、どれだけ泣かされたか!!!!!
なのに・・・・・
マレヴィルは警察をクビになってるから、ルイしか残ってない・・・・
でもね、
そんなルイがね・・・
更に進化していてね(>_<)(>_<)(>_<)
もう、カミーユにとって、ルイはなくてはならない存在になってたよね(>_<)(>_<)(>_<)
カミーユの事ならなんでも分かるルイ。
わかった上で、理由を確認したりもするんだけれど、
きちんと、理解できる。そして、先回りもできる。足止めもできる。
本気で養子にしようと考えているカミーユさん。
誰よりも、ルイはカミーユの家族だよね!
阿吽の呼吸ができるし。
カミーユとルイ、いつまでも、家族のように過ごして欲っすい(>_<)(>_<)(>_<)
ル・グエンも、いい友人だけど、彼は一応上司だからね。
今回も、随分心配かけてるけどね。
この二人がいなければ、カミーユは力を発揮できないんじゃないかしら と思うくらい。
アルマンなき、今、大切な二人でありますね。
あ、あと、ドゥドゥーシュね。
パリ猫ドゥドーシュ(*´ω`*)
おっさんと猫って良い組み合わせだと、毎回思います。
そして、アンヌ。
カミーユさんの恋人なんだけど・・・・・・
今回の被害者なんだけど・・・・・
そうか・・・・
なるほど・・・・
と、終盤に思い知らされる事実。
まじかよーーーーーーーーーーぅ!!!!!
確かに、アンヌさんに関しては、詳しい説明はなかったよなぁ・・・
「恋人」「愛人」とか、あとは、まぁ、アンヌさんの観た目とかの説明はあったけど
アンヌさんの過去というか、アンヌさん自身については語られていなかった。
そうか、そのためだったんか・・・
それは、もちろん、大切な弟の為だったんだけど、
アンヌさん自身もまさか、こんな事になるとは思ってもいなかったんですよね・・・
容赦なかったよね・・・・・・
だから、仮初の関係 だったのか・・・・
アンヌさんは、アンヌさんなりに、ほのめかしてはいたんだよね・・・・・
アンヌさんの罪悪感。
カミーユさんは、犯人を捕らえる為に、一番会いたくない人物にも会いにいく。
ビュイッソン。 イレーヌさんを殺した犯人。
彼を脅して情報を集める。
宝石強盗とおぼわしき相手を。彼が今、どこに隠れているのかを。
この時点で、カミーユさんは、真犯人に気づいていたんですよね。
彼の所在を明らかにすることで、真犯人をおびき寄せる。
真犯人は、おびき寄せられているとは気づいていない。
真犯人は、自分が、カミーユを利用し、宝石強盗の所在を捜させている と思っている。
まだ、気づいていない。
まだ、自分が優位だと思い込んでいる。
その、宝石強盗は、余命いくばくもない状態になっていた。
愛する家族の為に、自分がいなくなっても生きて行けるように、
最後の思いでやった一日4件の強盗。
その上がりを分配せず、全て自分のものにした。家族の為に。
その事件があったせいで、今、この事件が起きている。
そのとき雇われていた一人が マレヴィルだった・・・・
マレヴィルは、その時の上がりを取り戻すべく、似たような事件を起こし、警察が彼を見つけ出すのを利用しようとしたのだ。
そのために、優秀なカミーユを利用する事を考えた。
復讐も兼ねて・・・・・・・・
自分が、こうなったのは、カミーユのせいだと
責任転嫁して。
そうなったのは、自らにせいであるということに、向き合う事をせず。
カミーユのせいにして。
カミーユは、ルイの事はもちろん、
マレヴィルの事も、息子のように思っていた。
そして、マレヴィルも
”わかってはいたことだが、おれはこいつがずっと好きだった”
そう、そうなんだよね。
うん。
そうだと思っていたよ。
マレヴィルは、カミーユに捕まる事も想定していたのだろうか?
捕まるならば、カミーユに と
そう、思っていたのだろうか。
だから、彼を、彼のチームを、利用しようとしたのだろうか。
ただ、復讐の為、だけではなく・・・・・
マレヴィルとルイの短い挨拶。
複雑な思い。
「久しぶりだな、ルイ」
「やぁ、ジャン・クロード」
マレヴィルが、今後、刑務所から出てくる事はないでしょう。
マレヴィルとヴュイッソン。
犯罪者、二人。
イレーヌの事件の書類を焼く事で、カミーユは救われるのだろうか。
カミーユは、警察を本当に辞めたんだろうか。
アンヌは、もう再び、カミーユの元に戻ってこないのだろうか。
本当に、これで終わりなんですか?>ルメートルさん。
カミーユの物語は書きつくしたそうですが。
うん。
まぁ、そうなんだろうかれども。
彼等に会えなくなるのは寂しいのじゃよ~~~~~
アルマンが死んじゃったのは、悲しいけれど、
カミーユ、ルイ、ル・グエン
そして、ドゥドーシュ。
彼等が、幸せでいてくれることを祈ります。
ルイ、カミーユのそばにいてあげてね!
息子になってやってくれ!
養われる必要はないだろうけれど、
二人とも、大金持ちだもんね。
カミーユの全てを理解できるのは、ルイ、君だけだ。
頼んだぞ、ルイ(>_<)(>_<)(>_<)
余談ですけれども、
翻訳ミステリーシンジケートの記事で、出版社の担当さんが、ルイの事を、こち亀の中川のよう
な富豪刑事 とか書いてて、噴き出すと同時に大きくうなずいたわけですがwww
お陰で、みんなこち亀に当てはめようとしてしまったよ。
怒鳴りこんでくる上司はル・グエンだもんねwww巨漢っちゃ巨漢でしょ!?
こち亀に負けないくらいキャラが立ってたこのシリーズ。
ほんと、終わりだと思うと寂しくて仕方ございません。
文春さん、早めに、中編まとめたヤツ、お願いいたしますね!!!!!
そして、ルメートルさんの事だから、このシリーズに負けない位面白い作品を書いてくださってるとは思います。
ので、それを早めに、翻訳してくださいませ!!!!!
お願いお願い。
お願いします(>_<)(>_<)(>_<)
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