ピート可愛いよ、ピート。
冒頭の「世のすべての猫好きにこの本を捧げる」も、いかしてる( *´艸`)
いや、ホント、世のすべての猫好きな皆様は、一度は読んでいただきたい!
一度読んだら、何度も読み返したくなる事うけあい!
1970年から2000年に、コールドスリープする。
1970年に、その技術が一般的になっていたかというと、そうではなかったし、
今、既に2000年を超えて2016年だけれども、まだ、その技術は、あるんかもしれんけれども、まだ実用にはなっていない。
ハインラインさんが考えた程に、技術は進化しなかった。
そう、タイムマシンも。
ハイヤードガールもいない。
だけど、ある意味 ルンバ(や、それと似たような掃除機)は、ハイヤードガールに近いものがあるのかなぁ とか思ったり。
この物語の面白さは、
ピートの可愛さ。猫好きなハインラインさんによる見事な猫の描写も一躍買っているのは確か。
もちろんそれだけではない。
主人公ダニィの発明にもわくわくするし、彼の波乱万丈な人生はもちろん。
彼の人柄も、読者を引き付けるんだろう。
”なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目をみようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。”
と、2000年から1970年に戻ったダニィの言葉。
「君が僕を信じてくれたから、僕も君を信じる」
いいねぇ・・・・男同士の友情。
マイルズとは、保ち切れなかったもの。まぁ、それは、ベルという「悪女」のせいなんですけれども・・・・・ある意味、一番不幸なのは、マイルズさんかもしれんがな。
タイムマシン理論は、何度説明聞いても、頭がぐるぐるしますwww
ふーーーーーーーーん
と、頭が理解するのをやめてしまいますね。
卵が先か鶏が先か、そんなカンジ。
でもでも、面白いのは確かなの。
でなければ、「サマータイムマシンブルース」に食いついたり「インターステラ」で大きなため息をついたりはしない!
こういうの、頭は理解できなくてぷしゅ~ってなるんですけれど(理論を考えようとするとね!)でも、好きなのだ!
マイルズとベルにしてやられたり、残念な2000年生活
と、一瞬思わせておいて、そこからの巻き返しは、とにかく、ドキドキワクワクする。
気分よく読み終われる。
そうしてまた、読み返したくなる。
この世界から離れたくなくなる。
そんな物語。
SFの中ではこれが一番好き
まぁ、偉そうに言えるほど、SFは読んでないんですけれども(/ω\)
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