人は、水なしでは生きて行けない。
人だけではない。
地球に生きる生物は全て、水なしで生きる事はできない。
宇宙にはいるカモしれないケド。
いのち
いのちの息づきを
こんなにせつなく、美しく、色鮮やかに
水 というものを通して表現されていて、
文章というものは、こんなに表現力が豊かなのだなぁ
と。
それは、梨木さんが、
いきる ということに真剣に向かい合いながら
文章を書いていらっしゃるからなんだろうか。
わらったり、ないたり、おびえたり、かんしんしたり、
森に迷い込んだいきさつは、
知らない所に迷い込んだ事がある人なら、
その時の、それは果てしない不安、焦燥、後悔なんかが
自分の記憶から蘇ってきて、自分が迷い込んでしまった気持ちになるのではなかろうか。
そして、また、道を見つけ、そこから抜け出せた時の、その安心感。
空気が変わる。
それを感じる。
このエッセイの中に、地元が出てきて、ニヤっとした。
梨木さんが、迷い込んだ、地図にない道。
知ってる知ってる。
きっとそれはあそこのこと。
今は、もう、きちんとした道になっているハズだけど、
数年前は、まだ、道といえるような道ではなかった。
もちろん、通れないワケではないのだけれど、
書いてあるように、本当に獣道だった。
知る人ぞ知る
というか、まぁ、地元民以外は行かない道www
まさか、その道を、梨木さんが通った事があったとは。
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