三谷幸喜の映画をまとめてWOWOWさんでやってたときに観まっした。
舞台が元って知らなかったの。
=初めてみたワケでございます。
いつもの群像劇じゃない事に気づいたのは、しばらくしてからでございました・・・
新鮮だった。
そして、
面白かった・・・・・。
戦時中が舞台。
芝居を上演するにあたり、台本に検閲がはいる。
検閲官と、脚本家のやりとりで話が展開していく。
なんでも喜劇にしてしまう脚本家。
検閲官からの厳しい要求を、ことごとく喜劇に変えてしまう。
いつの間にか、二人で脚本を練り上げていることに・・・・
それに気づいた時の二人の反応は、真逆。
しかし、そうしていく間に、二人の間には、共犯というか、戦友というか、仲間意識が芽生えていたのも事実なのでしょう。
時代が時代なら、二人でイイ脚本を作り上げ、面白い芝居をうつ事ができたのだろうな・・・・
面白い脚本のネタになるような事を提供してしまい、動揺を隠せない検閲官が、これでもかという程の要求を脚本家に要求。
出来上がってきた台本は、今までの最高傑作といえるほどに面白いものに仕上がってしまっていた。
「面白すぎるから認められない!」「あれほど言ったのに、なんでこんなに面白くしてしまうのか!?」
脚本家の元に、赤紙が来た。出兵することが決まった脚本家。
「お国のために死んできます」
そう思えば思う程、喜劇のネタがあふれ出て、出来あがったのがその台本だったと言う脚本家。
出兵する脚本家に向かって「必ず生きて戻れ。戻って上演しろ。お国の為に死ぬなんて言うな!」と叫ぶ検閲官。
ラストは涙が・・・・・
役所広司とゴロちゃんがイイんだ、これが。
群像劇も面白いけど、これ、良かった・・・・・。
舞台版も観たいなぁ・・・
戦争反対。絶対反対。
関係ないんですけれども、
ゴロちゃんて、情けない系(へたれ?)の芝居、うまいよな・・・
へたれ系の最強、伊藤淳史君に対抗できるのは、ゴロちゃんかもしれん・・・
実は、顔の系統も一緒だと思うんですよね・・・・
骨格というか、なんというか。
笑い顔なんか、よく似てると思うんです・・・・
わたしだけか?
黒木華ちゃんと藤井隆氏が似ている と いうのに近い・・・・?
これ、この役者さん達が好きだから、そう思うだけなんだからね!
PR
この記事にコメントする