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  読んだり、観たり、遊んだり、働いたり。 基本的に休みの日はひきこもり(´・ω・`) ため込んだビデオと本を消化㊥(´_ゝ`)
                       
   
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1991年 アメリカ 


バートン・フィンク [DVD]
バートン・フィンク [DVD]


コーエン兄弟4作目ですって。

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なんと表現すればよろしいんでしょう?
これは、観た人にしかわからん。そして、観た人それぞれが、それぞれに想像力を働かせ、思いを巡らせていらっさるのではなかろうか。
ホント、言葉では言い表せないんです。


以下、もう、思いついたままに。

最後のシーンを観て、フィンクが部屋の中に貼ってあった絵の中に迷い込んだの?
とか思った。で、その瞬間で映画が終わるので・・・・・

途中途中、鍵穴やら、排水溝やら、とにかく「穴」に吸い込まれていくような描写が多くて、
その度に、なにやら、どんどん戻れない迷路に迷い込んでいってしまう気分にさせられた。

ロスのホテルがこれまたなんとも・・・・
暑すぎて、湿度が高すぎて、壁紙が剥がれてきているらっすぃが、その様がなんとも不快なのであります。
その下に実は、死体が埋め込まれていませんか?
とか、憶測が・・・・・・・・・
で、下に死体はなかったようだけれど、一晩の逢瀬を共にした女性が隣で死んでたり・・・
またそんで、死体だと気づくまでのあの、
体に蚊が止まって、蚊を殺そうと叩いたら、蚊が潰れて血が出て・・・・女性の体の下から血がじわーってなって、ぎゃ!と女性を引っくり返したら、切り裂かれて死んでた。
みたいな(>_<)

ひとつひとつが連想ゲームみたいにつながっていくの。転がっていくカンジ。そして、止まらんカンジ。

で、イイヒトだ、もう、ロスでの友だちは君だけだ、チャーリー!NYに行ったら、ぜひ、家の母の所に寄ってくれたまえ!叔父さんの所に住んでるんだ!
と、連絡先を渡した、
自分が殺したのではナイ(と、フィンクは言っている。実際殺すシーンはない。死んでたのを見つけただけ。解釈は観たものに委ねられてる)死体の処理までしてくれた、心の友だと思っていたチャーリーが、連続殺人犯だと知らされる。

そんなチャーリーが旅立つ前に、宝物だと預けていった箱。
連続殺人犯だと教えてくれた刑事からは、「被害者の首が見つかっていない」と言われる。
箱の大きさは、正に・・・・・・・・・

チャーリーがホテルに帰ってきて、炎の中、刑事を撃ち殺し、刑事に手錠でベッドにつながれていたフィンクを、助け、
フィンクはホテルの部屋から出て行く。チャーリーは部屋に入っていく。
でも、そのホテルは炎の海で、燃え尽きて朽ち果ててしまいそうになっている。そんなホテルの自分の部屋に帰っていくチャーリー・・・・・
その先を想像するだけでも、色んな意見が出てくるんだろうなぁ。
ワタシは、「自由になりたい」みたいな事を言ってたから、そのまま炎と共に、自らも焼き尽くすのをチャーリーが選んだのかなぁと思ったけれど、それって一番単純な解釈だよね(/ω\)

しかし、フィンクがなぜ、その炎の中出て行く際に、自らの大切な商売道具であるタイプライターではなく、チャーリーが宝物と言って預け、実は宝物じゃない。オレのものじゃない。といったあの、怪しげな包みを持って出て行ったのか、それは永遠の謎なのです。


羅列しただけでも、謎だらけなのが良くわかる。
全部が謎。
最初から最後まで謎。
どこからどこまでが、フィンクにとっての現実で、どっからが虚構なのか。
いや、現実だけなのか?いやいや、虚構しかないのか。


頭おかしくなった気分で終了なのであります(´_ゝ`)
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