忍者ブログ   
admin
  読んだり、観たり、遊んだり、働いたり。 基本的に休みの日はひきこもり(´・ω・`) ため込んだビデオと本を消化㊥(´_ゝ`)
                       
   
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

   
   
   
                       
   
1989年  アメリカ  監督:オリバー・ストーン


7月4日に生まれて [DVD]
7月4日に生まれて [DVD]



拍手

   

   

オリバー・ストーン監督による反戦映画2つ目
プラトーンにつづき、アカデミー監督賞受賞だそうです。


7月4日という、アメリカにとっては大切な日。(独立記念日)
に生まれたロン・コーヴィック。
厳格な家庭で育ち、子供の頃から、「人の為に、国の為に役にたつ人になれ」と言われて育ってきた。大学でも、レスリングをやっていて、厳しいトレーニングを続けているから、精神的にも肉体的にも強い。
ある時、海兵隊のヘイズ軍曹が、学校からの依頼ということで、大学にやってくる。
海兵隊員募集。
海兵隊とは、他の軍隊とは違う。特別。最強、最高。海兵隊員は選ばれたものしかなれない。
なんか、そんな言葉で扇動するのね。
自尊心はあおられるわなぁ。

入隊するロン。
ただ、プロムの夜に、少し、悩んだんですよね。
やっぱり、ここに残って、好きな子と一緒に過ごす人生を選ぼうかと。
だけど、「国の為」「家族の為」に、海兵隊の道へ。

そして、そこで、体験した事は・・・

命令を無視して銃撃を開始した部隊。やっと止めたが、銃撃を受けたところは民間人の住居で、戦闘員でもない人々を殺戮してしまった。
突然襲撃を受けた時、パニックに陥って、たぶんだけど、味方を撃ち殺してしまった。
それを、上官に伝えたが、「思い違いだ。よくある。」で済まされてしまい、罪悪感だけがつきまとう。
そんな中、自らも銃撃を受け、脊損に。
病院でのやりとりもすさまじい。
衛生環境なとくそくらえの中で、負傷者は治療されている。
そら、戦場なんだから仕方ないんだろう。
だけど・・・・

国の為に戦った。
だけど、帰国してからも、辛い日々は続く。
反戦運動も活発になっていて、国の為に戦った自分はなんだったんだろうと思い悩み始める。

まだ、何もしらない子供だった。
ティーンエイジャーで戦争に行き、障害を持って帰国。
自分は帰国したけれど、出征した時の自分と同じような若者が、新たに戦地に送られて行く。

自分がしてきたことは何だったのか。
自暴自棄になるロン。
家族からも疎まれ、メキシコに行く。
そこで、同じような境遇の帰還兵たちに出会い、少し気も紛れていたが、自分自身と向き合わなければ、前に進めない事に気づく。

間違えて撃ち殺してしまった兵士の家族に会いに行くのは、想像できない程につらかっただろう。
それを、受け止めなければならなくなった、その兵士の家族も。
知らない方が良い事もあるのかもしれない。
ロンは懺悔して、重荷が少し軽くなったかもしれないが、兵士の家族には、新たな重荷がのしかかった気がせんでもない。
ただ、ロンにも、新たな課題ができるのだけれども。

反戦運動。
戦争に従軍した自分だからできる反戦活動を。


ある意味、国との戦いですよね。
「国のため」って何なんだろう。
「会社のため」も何だろう。
行きつく先を間違えると、それが、危険なコトになる・・・



戦争反対。
絶対反対。


PR
   
   
            
この記事にコメントする
   
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
  
        
           
  
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
ブログ内検索
バーコード
  
       
+++ Powered By 忍者ブログ +++
Copyright (C) 夏の主食はアイスでしょ(`・ω・´)? ++ Template Designed BY (C) Pavloba
+++ 忍者ブログ [PR]
 +++