近未来の南アフリカ・ヨハネスブルグ。
世界一治安の悪い場所。
それは、近未来になっても変わらない設定。
警察組織は、人工知能を取り入れたロボット型警官を投入。
えーっと、ロボコップ?
いえ、違います。
ロボットなので、壊れても、修理すれば、すぐ出動できる。
だけど、22号は、出動する度に、どこかが壊され、耐久の問題的にも、廃棄処分が決まってしまった。
この人工知能の開発者のデイオンは、日夜、もっとイイ人工知能を開発しようと努力していた。
そしてとうとう、出来るのだが、試験搭載をしたいと社長に言ってみたところ、却下され、
こっそり廃棄処分になってる22号を盗みだし、ためしてみようとしたところ、
ギャングに捕まってしまった。22号ごと。
ギャングは、強盗をする為に、ロボットを手に入れ、プログラムを書き換えて、手伝わせようと考えていた。
デイオンを脅し、22号を組み立てさせる。デイオンは、そこに新しい人工知能を組み入れてみた。
生まれたばかりの子どもと同じ22号は、ギャングのボス・ニンジャにビビって逃げる。
ギャング仲間のヨーランディは、22号に愛情を感じ、「ママ」と呼ばせ、自らも、母親のように接する。二人の間には、信頼関係ができあがる。
デイオンは、自分の事を「創造者」と自己紹介。
名前をつけようとして、ヨーランディに先をこされ、チャッピーと(´・ω・`)
22号は気に入ったようなので、いいのではなかろうか?
チャッピーが育っていくのをみているのは微笑ましい。
耳?センサー?
アンテナみたいなのがついてんですけど、チャッピーの感情に合わせて動くのがね、ネコやらウサギやらイヌやらみたいでね。可愛いんですよ。
動きで気持ち分かるんですもの。
問題は、チャッピーのボディが電池交換できないので、@5日位しかもたないということ。
チャッピーの意識を他の人口知能に移す事はできないか?
考えに考え、デイオンは方法をみつける。
その実験に、ヨーランディが協力してるのが、最後に救いになるとはこの時点では気づくこともなく、人間の意識をロボットと同じようにうつせるん?と、ただ、疑問視してただけだった。
でも、いいのよ、これ、SFなんだから!
そんな素直に育つチャッピーを、ギャングに育てなければと、ニンジャが連れ出すんだけど、
そこで置きざりにされたあとのチャッピーを観るのはきつかった。
この映画で一番キツイシーンだった・・・
あそこは観てられなかった。
それと、デイオンのライバル。
モースという、人間の意志を遠隔的に投影して動かすロボットの開発をしているヴィンセント(ヒュー・ジャックマン)が、そこにチャッピーを捕まえにくるんだけど、
このシーンもひどい・・・人間の残忍さがよく描かれています。
このシーンがあるからR指定なんだと思った。
暴力は苦手なんですよ・・・わたし・・・
まぁ、そういうシーンとの対比を表現することで、色んなものがみえてきたりするのでしょうけれども。
人間社会は、キレイなものだけではない ですものね・・・・
すいません、へなちょこなんで(>_<)
チャッピーを救出しようとするギャング+デイオン達VSデイオンに嫉妬しているヴィンセントさん率いる、ギャングを取り締まろうとする警察との戦い。
デイオンが撃たれてしまい、チャッピーは、デイオンの意識を取り出そうとする。
いやいや、そこは医者に連れてけよ とか思うワタシは現代人。
チャッピーは医者って知らないんだもん(>_<)
デイオンを逃がす為、ニンジャがひとはだ脱ぐ。自分の命を犠牲にしても、みんなを助けようとする。
が、そんなニンジャをヨーランディが守ろうとし、結果・・・・・
デイオンとチャッピーは、ロボット工場に辿りついたが、ロボットのボディは1台しかない。
チャッピーに自分(チャッピー)が移れというが、デイオンはもう動く事ができない。
チャッピーはデイオンの意識をロボットに転送した。
人間としての肉体はほろんだが、意識はロボットに転送されたデイオン。
これは「生きている」って言っていい・・・の?
警察はチャッピーを捕まえようと、すぐそこまで来ている。
チャッピーの電池残量もあとわずか。
そこで、ひらめくデイオン。
一番近くにあるロボットに、インターネットを経由して、チャッピーの意識を転送するのだ。
危機一髪で成功する。
警察は、ロボットの使用を中止した。
チャッピー達はお尋ね者。
でも、チャッピーとデイオンと、ニンジャが手を組めば・・・・
遠隔操作で、ロボットを作っている。
そのロボットは、ヨーランディそっくりの・・・・・
なんでこの映画観たか というと、
チラっと観た時に、デイオンが見えて、
あれ?この人、スラムドッグミリオネアの人よね?
ただ、それが気になってて。
で、またWOWOW様が、やってたので、そのときに観た。と。
ニンジャとヨーランディは、南アフリカで活動中のラップグループなんですね。
あの、壁のアートは、彼等の作品、なのかな?
なんといいますか、色々と考えさせられる映画でした。
人口知能って・・・・・
倫理観って・・・・
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