原作:ジョン・アーヴィング 脚本も本人が書いたそうでっす。
スパイダーマンに出る前のトビー・マクガイア ですね。
若い。
孤児院で育ったホーマー。
二度ほど、里親の元に貰われていったのだが、
最初は泣かない、次は泣き続ける という理由で、孤児院に戻される。
流石に、三度目はどうしようと考えた院長。
息子のように愛している事にも気づき、自分の後を継がせる事を考える。
孤児院で、自分は医者。
内緒で堕胎もやっている。
子供を育てる事ができないのに、子供が出来てしまい、困っている母親を助ける為に。
生んで、里親を捜すもよし、生まない選択をするもよし。
全ては、母親にまかせ、それに従うだけ。
それで、その母親は救われるのだから。
ホーマーに、自分の医療技術を伝達する院長。
その技術の中には、堕胎術も入っている。
だが、ホーマーはその技術だけは、使いたくないのだ。
ある時、若いカップルがやってきた。
施術が終わり、帰る日に、ホーマーは同行させてもらう事になる。
後ろ髪をひかれつつも、「そのうち飽きるだろう」と、見送る院長。
カップルの彼の家がリンゴ農家で、人手不足と聞き、働かせてほしいと申し出る。
季節で農園を移動して働いている黒人のみんなと一緒に働く事になる。
人種的な問題もあり、もっとつまはじきにされるかと心配したけど、そうでもなく、
ホーマーは案外みんなから可愛がられながら農園で働く。
その間に、カップルの彼の方が、戦場に。
いない間の心の寂しさもあってなのか、接近する彼女とホーマー。
リンゴ農園の今年の仕事が終わった時、残るかどうするかの選択があったが、
彼女がいたから残ったホーマー。
そして、彼女と更に親密に。彼女のお父さんの仕事手伝わせてもらったりしながら、1年が過ぎ、また、リンゴ農園の仕事の時期がきた。
みんなが帰ってきたけれど、その時に、ちょっとした問題が起こる。
ボスの娘が妊娠している。
生みたくないというが、医者の所にもいけないと。
そして、父親は・・・・・
医師としての仕事に目覚めるホーマー。
まぁ、モグリの医者で、免許ないんですけど。
そして、ボスが死んだり・・・・
戦場に出ていた彼が帰って来るとか、色々あって、その年のリンゴ農園の仕事が終わった時、そこを後にすることを決心するホーマー。
農園の仲間からは、次はヤシの実狩り。一緒に来いヨ!とか誘われるけど、ホーマーは行く場所を決めていた。
孤児院に戻るホーマー。
院長がなくなった事を手紙で知らされていたから。
院長は自分の後釜に、知らない医師が来るのを拒否していた。
そして、ホーマーの医師免許や履歴を捏造までしてた。
そこまでして、ホーマーを後釜に据えようと、いや、なってほしいと熱望していた院長。
院長にとって、ホーマーは、ホントに息子だったんだね・・・・
ここまでの間に、孤児院でも色々とありました。
常に、ホーマーの為を思って行動していた院長。
愛されてるね、ホーマー。
そして、ホーマーは院長の後をつぐのです。
無免許医はまずいだろ?
とか
彼がいない間に、世話になった彼の彼女とできちゃうってのはどうなのよ?
とか
色々ありますが、
みんなが、ホーマーの事をそれぞれに愛しているというのが伝わってくる。
ジョン・アーヴィング だなぁ
と、思います。うん。
そこまで語れる程、読んでないけどさ(´_ゝ`)
ガープの世界とホテル・ニューハンプシャーしか読んでないけど、
なんというか、こう、空気? が そう感じさせるのであります。
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