クリスマスにTVでやってて、
年明けてから、デビッド・ボウイ氏の訃報が入って、またすぐやってたので
短い期間で2度TVで観る機会があったのですね。
そのうちの一回を録画してました。
やっと観た。
原作というか、そういうものがあったのは知らなかったわ。
劇中のローレンスとは、その作者の事なんですね。
ローレンス・ヴァン・デル・ポストさんが、インドネシアで捕虜となり、日本兵に摑まっていた時の記録日記のようなもの?
それがこの映画の元なのですね。
坂本隆一氏と、ビートたけし氏は、これが初めての映画だったそうで。
世間の評判とは裏腹に、非常に思い入れの深いものになってらっしゃるとの事だそうですが。
まぁ、後日、アフレコしたとの話もあるので、少々せりふ回しは、実際に撮影中のものとは違っていたりするんだろうけれどもさ。
いやいや、何をおっしゃるか。
今時の、アイドル起用、タレント起用のアフレコなんかに比べて、全く持って遜色ございません。と思いますけど・・・ワタシは。
どこの国の戦争映画を観ていても、やはり、戦争というものは、してはいけないものなのだ。
と 思います。
それが、悲惨さを描いたものであっても、戦争により勝ち取ったものがあるという風に、描かれたものであっても、片方を強く描こうとすればするほど、その隠したかった側が浮き彫りになる。
光と影
戦争があった事は事実である。その事実を、隠す事なくまるっと受け入れる事で、学ぶのだと思う。
戦争だけでなく、日常生活でも、意見の相違というものがある。
それが大きくなり、対峙するようになっていき、収拾がつかなくなって、武力行使に至ったのが、戦争なんだと考える。
意見の相違を修正する事は難しい。
生まれ、育った環境などから、考え方は出来上がる。
自分とは違うけど、それもあり と 思えるか思えないか。
ただ、他人に迷惑をかけまくる考え方は、ちょっと受け止めるの辛い・・・・
それもまるっと受け止められるようにならないと、喧嘩になるんだろうな・・・・
人という生き物は、難しい。
他人に干渉せず、干渉されず生きていければいいのに と 思う事が多々あるが
まずは、自分の意見を押し付ける事をやめるところから・・・・
自分自身が。
考え方はそれぞれで、一緒である必要はないものね。
家族でさえ、意見が分かれるんだものね。
最後の場面で「みな、被害者なのだ」と、ローレンスさんが言ってましたね。
戦時は、みんな、おかしくなってんのかな・・・・
その時々の思想に囚われ、それに従い。
戦争が終わったあと、戦時の思想は間違いとされ、戦犯とみなされ処分される。
そう、その人々をさせたのは 何 だったのか・・・・・
誰 だったのか・・・・
セリアズさんは、他の捕虜を助けようとした行動のせいで、首から下を埋められ、見せしめにされた。これは、時間をかけて処刑したって事ですよね。
セリアズさんが、ヨノイさんにチュってしたのの意味は なんだったんでしょうか
それをすることで、更にヨノイさんの怒りをわざと買って、処分されるようにしたとも思えるし・・・
うーんうーん・・・・・
最後の最後の、たけし氏のあのUPは、本当に全てを攫って行った気がするわ・・・
なんども申し上げますが
戦争反対、絶対反対。
デヴィッド・ボウイさんのご冥福をお祈りします<(_ _)>
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