戦争に従軍した四人兄弟。
過去に、兄弟全員同じ部隊に従軍し、全滅した事があるそうで、
兄弟は、別々の部隊に配属されるんだそうです。
にも拘わらず、4人㊥3名が戦士したという報告を、母親に連絡しなければならないことがわかった時、残りの一人を帰国させるよう、上層部から命令が下る。
が、その一人が居た部隊が、バラバラになっていて、所在がわからない。
一人の兵士を探し出し、国に帰す為の、一部隊=8名が組まれることになった。
彼らは、途中途中、別の部隊に協力をしながら情報を集め、その兵士ライアンを見つけ出す。
しかし、見つけ出したライアンは、兄弟の死を悼みながらも、自分の身は国に捧げたのだと言い張り、帰国にうなずかない。
ライアンの言い分も、戦時下なら、そういうのもあるんだろう。
だけど、そのライアンを探す為、危険を冒し、途中、他の部隊の人々で、亡くなった人もいるわけで、それを考えると、8名からしたら、ライアンの言い分は納得できないだろう。
「お前を捜す為に、仲間が二人死んでるんだ!」
そう言い放った兵士の気持ち。
けれども、そうやって、自分を帰す為に命を落とした人がいる事実を知れば知るほど、ライアンとしては「なんで自分だけが帰れるんだ!?」という思いにつながっていく・・・・・
戦争してなければ起こらない問題ですよね。
みなが、戦争という、間違えた行為の中で、何か正しいと自信をもって言える事がないのかを探し求めていた
観れば観るほど辛いよ、この映画。
きつい。
戦争映画は、キツイ。
そういう意図で、制作側も作っているんだと思う。
戦争という行為が、間違いなんだという事を、色々な形で表現しているんだと思う。
実際に体験していないワタシたちに、それを疑似体験させる為に。
戦争反対、絶対反対。
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