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2001年 アメリカ  監督:ウェス・アンダーソン


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ある、家族の物語。


と、書くと、なんというか、まじめくさったカンジになるかもしれませんが、
それは、ウェス・アンダーソンの作品。
ひとくせも、ふたくせも、みくせも、ある家族の物語なのであります。

天才一家。
天才兄弟。
兄弟が大人になった時、家族の関係は修復不能なまでに壊れていた・・・・。

破産した父は、住むトコがなくなったのと、妻が他のオトコから求婚され、今までは、即断っていたのに、今回は迷っているのを知り、別れさせたい別れさせてやると、策を講じる。
「@6週間の命なんだ」
と、妻の所に潜り込み、子供たちも呼び寄せる。

帰ってきた子供たち。
3人3様に、それぞれ問題を抱えていた・・・・・

家族全員が、心の底に秘めた思いを吐き出せないまま、隠したまま、心も離散してしまっていたのだけれど、集合してから、その思いがぶつかり合って、色んな出来事が起こり、各々がその気持ちを整理するきっかけを得、自分の本当の気持ちに素直になっていく。

みんなの心が整理され、みんな、見失っていた、自分を取り戻し、新しい1歩を踏み出していく。
それを見届け、自分も一緒に楽しんで、満足したんだろうか?
父は、心臓発作で倒れ、長男に看取られる。



大人になっていくにつれ、子供の頃の純粋さ、素直さ、勇気、冒険心、色んなものを諦め、忘れて行く。
大人の付き合い が、家族の心を離れ離れにしてしまった。
そんな家族が、それぞれの子供の心を取り戻し、自分に、人に素直になっていく。

どうしても、大人になると、弱みを見せたくなかったりして、素直じゃなくなっていきがち。
だけど、素直に生きる方が、幸せになれるって、思わせられた。
自分に正直に、自分に素直に。それが、他人に対しても、正直で、素直になれるって事なのかな。

大人って、難しいね。


ウェス・アンダーソン監督の作品は、細部が細かくて面白い。
多分、繰り返し、観れば観る程に、色んなものを見つけ出し、面白さが増すんだろうと思う。
同様に、この監督の作品を、多く観れば観るほどに、観方のコツ(?)もつかんできて、
早々に、そういう、細かい仕掛けに気づくようになって、
/grin
ってする事が早いタイミングで起こるようになるのかな って思いました(*´ω`*)



好きだ、こういう作品。
好きだ、この監督の映画( *´艸`)
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