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  読んだり、観たり、遊んだり、働いたり。 基本的に休みの日はひきこもり(´・ω・`) ため込んだビデオと本を消化㊥(´_ゝ`)
                       
   
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石田衣良:著 2013年


余命1年のスタリオン 上 (文春文庫)
余命1年のスタリオン 上 (文春文庫)

余命1年のスタリオン 下 (文春文庫)
余命1年のスタリオン 下 (文春文庫)


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余命1年のスタリオン
余命1年のスタリオン


単行本で出た時の表紙が「馬」だったので、その表紙だけ見て、タイトルのまんま
「余命1年宣告された、競走馬の話」
だと
だと
だと 思い込んでおりました。

スマヌ・・・・・・・・

なので、読み始めて、「スタリオンボーイ」???
しばらく、頭の中が「???」でイッパイになってた。
しばらく、文字追ってても、文字の意味わかってなかった。
は!?っとして、「あぁ、馬の話じゃないんだ!?スタリオンボーイの話なんだ。」と。
分かっている人には当たり前の事に気づいて、やっと頭の中に文字の意味が溢れてきた。
そんな読みはじめでございました・・・・・・。

ほんっと、石田先生、すいません・・・・・・(>_<)(>_<)(>_<)


どれを読んでも、毎回泣かされてます。
ワタクシ、泣きのツボが浅いんでしょうか(>_<)?
作者さんが笑うであろう程に。

余命1年宣告された主人公が、自らを嘆こうとしたら、母親に叱咤激励され、(きっとお母さんは、その後泣き崩れたんだろうけれど)、死ぬまでに自分にできることって何だろう?と、まっすぐに自分に向き合って生きる姿が書かれている。
こんなに前向きに、こんなに一生懸命に、残る人の為に、「余生」を全うしようとする主人公。
そんなひたむきな主人公に影響され、残される人々も、自分にできる事に対して真摯に向き合っていく。
人という生き物は、なんと力強いのか。

人は、「病気」や「死」を忌み嫌う。
特に、日本人はその傾向が強いと思う。
だけど、人は、「病気」にもなるし、生まれてきた以上、いつかは「死ぬ」
それは、悪い事でも恥ずかしい事でもない。
だから、隠すような事ではない。
健康で、死とも無縁だと思っている間は、ただ漠然と日々をだらだら過ごしがちだ。
自分なんか、正にその代表だろう。
「死」が見えた時。自分はどう行動にでるのだろう。
この話の主人公のように、残る人の為に何かをする という事はできるんだろうか。
それは、また、「死」が見えた時の自分の「年齢」にもよるのかも知れない。
流石に、「老衰」を迎えるような年齢では、人の事まで考える余裕はないんだろう。
だからこそ、今、共に生きる人の為に、何ができるか を 考え行動すべきなんだろうな。

頭では思うけれど、今の自分にはそれだけのエネルギーがないのもわかってる。
気持ちだけでごめん・・・・・

今の自分は、仕事するだけでイッパイイッパイ。
朝起きて、仕事に行って、帰ってきてお風呂に入って寝るだけ。
唯一の楽しみは、少ない休みに貯めたビデオと本を読んで感想を書き残す事。
それが今の自分の生きてる証拠。
エネルギーはそれでイッパイ。

無理はしないでおこう。
ありのままの自分を受け入れる事ができなかったら、それこそ、人の為に何かなんてできなさそうだから。
まずは、今の自分を受け入れるとこから・・・・・
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