第8回翻訳ミステリー大賞候補作のひとつ。
これは、ノワールってヤツなんですかね?
ワタシん家にあるノワール作家って、コーネル・ウールリッチくらい?
あ、ジェイムズ・エルロイがあったか。
ノワールって、ホント、それくらいしか読んでないんだわ。
そんな、ノワールには詳しくないワタクシが読んでみた。
感想としては、
ごめん。
ワタシのはハードルが高かった・・・
わかったような、わからんような。
いや、それでええんや と 思う。
なんというか、スッキリパッキリ終わるものではないんですよね。多分。
犯人がいて、事件の内容を明確にしてくれる探偵?警察?がいて
というのとは違うんですもんね。
アル中の男がある中の女と出会い・・・
魅力的な女だとは思うけれども
色々過去がある女、いうなれば重たい女を
よく、拾ったなぁ・・・
と
えらく現実的な感想しか出てこないワタクシは、野暮天というんだろうな(´_ゝ`)
そう考えると、ハリーっていう男は、物凄く優しい の かなぁ?
究極の優柔不断とも言うかもしれんけれども。
切ない大人の恋物語・・・・?
読み進めるにつれ、展開に驚かされる。
え?
そういう方向にいくの?
先が読めんのだよ。
ノワール好きの人なら展開予想でけるんかしら?
なんといいますか
ヘレンを拾いさえしなければハリーの人生はもっと違ったものになってたのかなぁ・・・
けど、まぁ、殺人罪には問われなかったから、
拾っていなかったら、ただののんだくれのその日暮らしだった可能性も大なワケだから
拾って正解だったのかしら・・・
いや
正解もへったくれもないわけで。
これはこういう物語なのであるわけで。
やるせない恋物語。
なのでありますよ。
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