原作を読んで、話を知っているので、もう、そういう目で観てしまっているので、驚きというのはないんですけど、アレを、どう、もってくるんだろう?と、興味深々で観ていました。
なるほどなぁ~
そう、持ってくるわけですね。
これ、原作読んでいない方が楽しめるんだろうなぁ・・・
もう、目が、頭が、そういうつもりで観てしまっているので、上記の意味で、感心はすれども、ドキドキがなくて・・・
ある意味、原作を読んでいない人が羨ましい気がいたしました。
ただ、結末は、原作の方が、恐ろしさ満点。
ヒヤっとするというか、不気味というか、叫ぶというか。
原作の終わり方は秀逸です、ホント。
「えーーーーーーーーーー!!!!!!」「なにーーーーーーーーー!!!!!!」
「ウゲッ!」「マジかーーーーー」とか叫びながら、ふりだし(最初)に戻って読み直しましたもんね。
「うわー、これかー、うわー、書いてあった、うわーうわーうわー。」
なんてことない、恋愛小説のように書いてある、その中に、恐ろしさがまぎこんでいたのに気づいた時の、あの感情はすごかった。
映画は、話の筋知ってるだけに、最初からそういう目で観てしまったので、最初に戻ってもっかいってのはなかったわ。
丁寧に作ってあったから、そういう意味で、自分が残念でした。
映画の方は、最後ネタバレというか、親切すぎる設計になってるのよねぇ・・・
あそこまではしなくて良かったんじゃ無いのかなぁ とかちょっと思う。
してない方が、驚きというか、恐怖(ある意味そうだろ?)が大きい気がすんのよねぇ。
だから原作の方が、満喫できた気がすんのはワタシだけですかね・・・
映画の最後は、ちょっと木更津キャッツアイぽくなっちゃうのよ・・・
そこがワタシには残念ポイントなんだろうなぁ・・・
まぁ、原作知らない人は、ビックリするだろうし、楽しめると思います。
原作 ↓ ↓ ↓
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
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