1992年 アメリカ 監督:マーティン・ブレスト
セント・オブ・ウーマン/夢の香り [DVD]
アル・パチーノ 第65回アカデミー主演男優賞受賞
第50回ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)作品賞(ドラマ部門)脚本賞 受賞
セント・オブ・ウーマン/夢の香り [DVD]
アル・パチーノ 第65回アカデミー主演男優賞受賞
第50回ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)作品賞(ドラマ部門)脚本賞 受賞
クリス・オドネルって、ワタシの頭の中では、NCISのカレンしかなかったわ。
マッチョなイメージだったんですけど、若かりし頃は、こんな繊細な青年役やってたんですね。
ワタシがキレイに映画から離れてた時期ですね。
改めて、今、映画無差別に(いや、WOWOW様でやってるのを適当に)観ていると、
自分的に面白い発見があって、また他の映画が観たくなっちゃうんです。海外ドラマもね!
WOWOW様の罠にはまっている気がものっそしますけど・・・・・
アル・パチーノは有名すぎるので、いくら私でも、ねぇ(*´ω`*)
フィリップ・シーモア・ホフマンが、一緒に目撃しちゃったジョージ君役で出てたのも、ワタシ的に、おおぅ!って感じでございました。
若い!若いよ!
良い味だしてたよーぅ。この、パパに頼りきっちゃうボンボンの演技。Jr!ってカンジの。
「誰よりも狙われた男」でもいい味だしてらっしゃいましたけど、亡くなってしまってるってのはもったいないですよね・・・・・
盲目で、人嫌いで、親戚の厄介者のようになりながら暮らしている退役軍人の中佐・フランク
オレゴンからボストンの名門高に奨学金で入学した苦学生チャーリー
学校で、金持ち3人組が、校長のジャガーに悪戯しているのを、図書館の帰りに、同級生のジョージと共に目撃してしまったチャーリーは、校長に呼び出され、「犯人を白状しないと退学、白状すれば、無条件でハーバードに推薦してやる」と取引を持ち掛けられる。
同級生を売る事を良しとしないチャーリーは、自らの正義を貫くが、休暇明けまでに考えておくよう言い渡される。
悩みながらも、クリスマス休暇に家の帰る為の資金をためる為、アルバイトでフランク中佐の姪たちが旅行に行く間、家に残ると言い張る中佐の面倒をみる事になる。
姪たちがでかけた後、NYに連れ出され、中佐の「計画」に付き合わされる事になる。
NYでウォルドルフ・アストリアホテルに泊まり、やりたいコトに付き合わせる。
感謝祭に実兄の家に押しかけたり、高級レストランで豪遊したり、出会ったばかりの女性とタンゴを踊ってみたり、フェラーリ運転してみたり。
それは、「死ぬ前にやりたいことをやる」計画だった。
自殺しようとする中佐を止めるチャーリー。
二人の間には、親子以上の信頼関係、愛情が生まれていった。
休暇が終わり、ボストンに戻った二人。
チャーリーは、公開懲罰委員会に出席することになる。
もう一人のジョージは、学校OBで有力者の父親を同席させている。
そこに突然中佐が現れ、父親代理として参加することになった。
校長は反対してたけど・・・・
校長の言う、リーダーとなる人物を育成する校風。
聞けば聞くほど、校長の言ってる事に矛盾を感じる。
あわや、退学処分になりそうなチャーリー。
確証はないけど・・・と、犯人を告発したジョージと、告発された3人には大した処分をしようとしないのに。
それに対して中佐が一格言を呈する。
それは、観ている私達が思っていた事。見事に言い放ってくれる。
委員会の人々は、それを受けて結論を出す。
校長が行おうとしていたものとは逆の。
チャーリーは開放され、残りの4人は、今後もこの事件に関して問い詰められていくのだろう。
スッキリするラスト。
なんだけれど、言わせていただけるのならば、
ある意味、私怨で犯人探しをしていた校長をなんとかしてやれ!!!!!
とか思っちゃいましたwwwww
自分のプライドが、自分のジャガーが傷つけられた事で、怒髪天になって、犯人探しをし、犯人を目撃したであろう人物をつるし上げるという行為は、名門校の校長としてどうなのよ!?
もちろん、悪戯したのは悪い事ですよ?
だけど、そのやり方って、どうなの?
と。
一番思ったのはそこでございました。
校長をなんとかせい!
中佐とチャーリーは、今後も良い関係を続けていくのかな。
親子のようで、年の離れた友人で。
素敵な関係ですね。
友人になるには、年齢とか性別とか人種とか職業とかお金持ちとか貧乏とかその他諸々
関係ないですよね!
じんわり。
きました。
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