1956年だから、半世紀以上前なのかー。
そうやって考えると、その時期に、この映画は、すごかっただろうなー。
今みると、合成なのが完全に分かるとことか、微笑ましいと思ってしまうだけだけど、
その当時は「おぉーーーー!!!」って驚いたんだろうなぁ~。
色々豪華ですし、絵画的アングルとか結構あって、美術品を観ているようなカンジもします。
お話は、まぁ、「旧約聖書の出エジプト記」なので、みなさんご存知のものでしょう。
私は、日本人特有の「無宗教」的な人間なので、(実家は仏教の一派だけれどもさ。だからと言って、帰依しているワケではないのです。)アレなんですけれども、
聖職者?(というのだろうか?こういう場合のモーセって?)
も、普通に家庭があって、普通に生活してんのだなー とか そんなトコで感心したり(´・ω・`)
まぁ、そらそうなんですけれども、改めてこうやって描かれると感心してしまうわけで。
ただ、なんなんだろう・・・
なんか、こう、一歩引いて観ている自分がいたわ。
「ふーん」みたいな。
聖書を読んだ時には神の怒りに恐れおののいたり、感心したり、感激したりしたり、した気がしたんだけれども。
聖書(だけじゃないけれどもね。他の宗教の経典もですけどね。)
は、解釈の仕方で、宗派が分かれるくらいだから、ひとそれぞれに解釈してるんでしょうねぇ。
だから、この映画の内容は、製作者の解釈、受け止め方 を表現したもので、
映画だけに、芸術作品なんだ な と。
宗教云々というよりは、エンタテインメント なんだな。
と 思いました。
これ、女性が制作したら、表現もちょっと変わる気がするー。
観てて、男性的だなぁ と思ってしまったもん。
女性監督が制作したのを観てみたいなぁ~。
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